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台湾へ2

0113-3











フィリピンのマニラ空港に着き

他の乗客は次々に入国をしていく



俺らはトランジットなので入国するわけはなく
次の飛行機(マニラ→台湾)に乗り換えるべく
トランジットの場所を探した


が、よく分からなかった



係員に聞くと


「一旦入国しろ」


と言うことだったので

仕方なく入国カードを書き入国審査の行列に並んだ




どんだけか待ちもうすぐ藍の番ってくらいの時に



「アイ ジぃ  ハぁヤカワぁ↑」


と下手糞な発音で俺の名を奴がいた


続いて尚吾と藍の名前も呼ばれた



呼ばれたのはなぜか俺ら3人だけで
呼んだ男の所に行くと
その男は3人の名前が書かれた紙を持っていた


男に台湾に行くのか聞かれ
そうだ、と言うと


なにやらトランシーバーでやりとりし合い


ここで待ってろって言い残しどこかに行き
しばらく帰ってこなかった



乗客はみんな入国審査を済まし奥へ行ってしまった

時刻は22を過ぎていた
空港がもう閉まるのか広い空港はがらんとしており

数名の係員と掃除のおばちゃんしかおらず寂しい感じで俺らだけ
取り残されたような感じだった








別に特別でもなんでもなかった


インチキな旅行会社で嘘みたいに安い値段で買ったわけでもなかった


ただ普通にネットで


”香港から台湾へ”を指定して買っただけだった



まぁ香港-台湾のチケットで恐らく一番安いであろうチケットを買ったことに
間違いはないはないから


わざわざ遠くのフィリピンを経由して
台湾に向かうのはいいんだけど


なんで俺たちだけ特別扱いなんだ!?



そんな感じだった





しばらくすると男が戻ってきたけど今度は
俺らの荷物の番号を確認し、またどこかへ行ってしまった


荷物が確認できたのかわからんけど相変わらずトランシーバーでやりとりしながら
男は戻ってきた


そして今度は俺らについて来いといい奥へ進んでいった


今まで散々俺らを待たせた割りに今度は「急げ」と言って
俺らを走らせた






確かにここもアジアだけど
空港だよ??



まるで東南アジアのバスの乗り継ぎみたいに
ドタバタしていて嫌な感じだった





急がせるわりには


なぜか荷物検査を2回やるし

なのに、めっちゃ効率悪いし

客は俺らだけやのに
検査のおばさんとかめっちゃ面倒そうな顔しとるし




そして移動するときは走らされた


途中


「AIJI HAYAKAWA様早く飛行機に乗ってくださーい」

って言う放送があった


いやいやそれならもっと要領良くトランジットさせてくださいよ



って感じだった




そして出発ギリギリではあったけど
なんとか台湾行きの飛行機に乗り継ぐことができた



果たして俺らの荷物は無事乗り継いでくれたんやろうか?










2時間ほど飛ぶと台湾に着き
そこでは入国審査が待っていた


香港を出るときは


出ちゃえばこっちのもんやって


入国審査なんかで変にひっかからんやろうって思っとったけど


実際イミグレに向かい審査を待つと


不安になってきた





もしチケットを見せてくださいって言われたら




どうしよう?



正直に持ってないって言うべきか



それとも



ネットで予約はしたけど



今は持ってないって言うべきか



それともでたらめなフライド№を言うべきか





どうしよう?





直前になって超不安になった




最終的に入国カードに



次の行き先に


「日本」とだけ書き


審査を受けた



出国のことを聞かれたらどうしようかと


ドキドキしていたけど



一切聞かれることなく入国することができた




いつも聞かないのか


たまたまのラッキーなのか


日本人だからよかったのかわからんけど


無事入国することができた







無事に届いていた荷物を受け取り、arrivalを出ると

ルルとそのシェアメイトが迎えに来てくれていた





0113-3a.jpg







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台湾へ1

0113-2








行きたくはないものの
行かない訳にもいかず


俺たちは我が家のように
まるで自分の部屋のように


ひっちらかした自分の荷物をまとめ
すげーお世話になった聖子の部屋をこれでもかってくらい掃除し聖子家をあとにした


離れたくないという気持ちがそうさせているのか
ただ単に体が鈍ったからか
ただ単に重いからかわからんけど


久し振りに持ったバックパックはくそ重かった

ただ聖子の家の近くから空港へダイレクトで行くバスが出ていたのはラッキーだった







空港までは1時間弱の道のりだったけど
俺はバスに乗ってすぐ寝てしまったのであっという間に空港に着いた





IMG_3953.jpg






今回はオーストラリアの時以来の飛行機での移動だった
オーストラリア、ニュージーの時はけっこう頻繁に飛行機に乗ってて

高校の修学旅行で初めて飛行機に乗ったほどの田舎者の俺でも
”けっこう飛行機に乗るのも飽きたなー”とか思ってたくらいだったけど

3ヶ月ぶりの飛行機の移動で
なんか順序とかすっかり忘れててちょっと緊張していた




IMG_3961.jpg








っていうかそれ以上に一つ不安要素があった


ケアンズからシンガポールに行く時そうだったんだけど
次に行く台湾もシンガポールと同じように
”台湾から出国する航空チケットが必要”と外務省のホームページに書いてあった



しかし俺たちは台湾のあとの計画がまだ立っておらずチケットは持ってなかった



香港で出会ったある航空関係の人に聞いたら

「本来は必要かもしれんけど
 日本は台湾と仲がいいから大丈夫!」

という回答が帰ってきて
航空関係の人が言うんだから間違いないだろうって思っていた


まぁ早めに(空港に)行っといて
ダメだったら最悪その場で取ればいいら?

そんな割と楽天的な考えだったけど
直前でチケット取るとか割高になりかねんし
何よりまだ次の行き先がハッキリ決まってない段階で訳分からん第3国へのチケットとか
買いたくなかった


ケアンズ空港のようなことはもうごめんだった



だからちょっぴり緊張してチェックインに向かった


そして案の定聞かれた

「台湾から出るチケットは持っていますか?」

俺らは持ってない、と答えると


なにやら”八嶋 智人”の寝起きみたいな顔の普通の受付より1段上くらいな人と話だし



やっぱりダメなのか!?



って思わされたけど

大丈夫だった


もしかしたら台湾に入国する際に出国チケットを買ってもらわなきゃいけない
かもしれないですけど多分大丈夫です


って言われた




さすが日本人は海外での信用力が違うなって思った



そして




「フン、出国さえできればこっちのモノよ」




と、DIOのごとく鼻をならし
余裕の表情で飛行機に乗り込んだ




香港を出る日

0113-1



香港に来て、
聖子の家にお世話になって10日が経ち
ここを離れる日がやってきた



信じられないくらいの速さで時が駆け抜けていった気がする
ホントにホントにあっという間の1週間だった



もうすでにチケットは購入しているし
今日行かなければいけないのは分かってるんだけど・・・


でもいつもの悪い癖がでる




行きたくない






”行きたくない”っていうのは
別に次の目的地の台湾が嫌だからそう思うわけではない


台湾には前に1人で台湾に行った時にできた友達がいるし
オーストラリアの語学学校で知り合った友達もいるし
どっちかって言うとけっこう楽しみな国だ


楽しみなんだけど





でも


まだここに居りたい


ここを離れたくない



という思いの方が強い








朝は聖子の出勤の時間に合わせて起き、聖子を見送る

そのあとはそれぞれが本を読んだりブログを書いたり

聖子のニンテンドーDSをやらせてもらったり

アニマックスで久し振りに日本のアニメをみたり好きなことに時間を使う

夕飯に合わせて食材を買いに行き

夕飯を作り、ビールを冷やして聖子の帰りを待つ

聖子が帰ってきたらみんなで温かい夕食を食べ

シャワーを浴びたあとはビール片手に

旅の話やらなんてことない話に花を咲かせる



そんな日々が最高に贅沢で

幸せだった




もっと居たいと思うのは贅沢かもしれない



俺からしてみれば貧乏臭い旅人が10日も居座るなんて
ありえん話やと思う


1人でもきついのに、3人も。



それもオトコ




実際俺らが荷物を置かせてもらい寝泊りした部屋は
かなりオトコ臭がするようになったと思う



でも聖子は温かく受け入れてくれ

楽しかった。もっと居たらいいのに。


って言ってくれた



なんていい人なんだろう


なんて懐が深いんだろう、聖子は。





仕事が終わって疲れて帰ってきた自分の家に
友達とは言え他人が居たら身も心も休まらないと思う


実際けっこう遅くまで飲んでたりもしたし




それでも楽しかったって言ってくれた



毎晩がピースだった



前に聖子ともう1人とSALで一緒に住もうとしてたけど

一緒に住んでたらこんな感じだったんだろうなって思った




聖子はいつも自然体で一緒にいて居心地がいい


素直で優しいし一緒にいると元気がもらえる


いつも一緒にいたいと思う人だ






そんな聖子とピースな生活と別れるのがすごい嫌だ

ずっとここに居ることはできんのやけど


でももうちょっと居りたいなー







香港 冬+096



香港 冬+080






解き放たれた輝きと僕の妄想

0110




この日待ちにまった聖子の休みの日だったので
聖子に香港観光スポットに連れてってもらうことになった


香港に来て1週間の間
スーパーと家の往復くらいでほとんど家から出てなかったので
やっと外出らしい外出が、観光らしい観光が出来て嬉しかった




とりあえずコンビニに立ち寄り
聖子おススメのヤキゾバを買った


0110d.jpg
(ヤキソバは何故かインスタント麺を使っていた)



香港のセブンではミニストップみたいにファーストフード的なノリで
ジャンク風な食べ物を店内で食べれるようになっていた

といってもミニストップの様にちゃんとテーブルと椅子が設置してあるわけではなく
みんな店内で立ち食いしているような感じでけっこう変な感じだった



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コンビニでヤキソバを買い、セブンを出てすぐのところで
めちゃめちゃ甘くていい匂いを出してるお店でぽんでりんぐを
わっかではなく四角形にまとめて焼いたようなお菓子を買い


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近くのビクトリア公園という大きな公園で食べた



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ビクトリア公園には花見でもするかのように
すごい人数の人がシートの上に座り食事をしたり話し込んだりしていた



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それはそれは大人数でしかもどう見ても
香港人ではなくマレー系とかフィリピン系とかでちょっと異様な光景だった


なんか宗教上のお祭りっぽくもあったけど
聖子いわくいつもの日曜の光景らしい

なんでも香港にはたくさんのマレーシアンやフィリピ-ナが家の”お手伝いさん”と
してやってきていてお休みの日曜だけは外出し
同じお手伝い仲間と雑談し一日羽を伸ばすのだと言う


普通お手伝いさんってけっこう金持ちじゃないと
雇えん気がするけど一体香港にはどれくらいの金持ちがいるんか分からんけど
とにかくすごい数の”お手伝いさん”が公園の至る所に座り、公園を占領していた


中にはカセットコンロと鍋を持ち込み
温かくて美味しそうなスープを作ってる人もいて
知らんかったら普通に商売やと思っちゃいそうなくらい本格的な人もいた



そんなちょっと異様な光景を見ながら
でもそんな人に混じり
さっき買ったヤキソバと”ぽんでりんぐ”を食べビクトリア公園をあとにした






バスでフェリーターミナルまで移動し
そこからフェリーに乗り
3ドルという安い運賃で九龍に渡った


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九龍を歩き始めるとすぐに
またもや俺たちには縁のなさそうな高級ブランド店が建ち並んでいた

そんなブランド店には一切興味はなく軽くスルーして歩くと
前に本で何度か目にした
重慶マンションがあった



0110g.jpg







本で知った建物を実際に目の前にし

あー、これが本に載っとった建物かー程度の
かんたんな感情しか沸いてこなかったけど
でもなんかちょっと嬉しかった


中に入るといくつものマネーチェンジが並んでいた
入り口付近は普通のビルの1階って感じだったけど
置くに入っていくとインド系の人やアフリカ系の黒人ばかりで
なんとも重く怪しい雰囲気になった


まだ香港の中の一角だったのでそこまで恐ろしくはなかったけど
いずれアフリカとかに行ったらガタイがよくて人相の悪い
黒人ばっかになるんだなって思ったらぞっとした




沢木耕太郎はじめ、いろんな旅人が泊まった
重慶マンションで両替を済ませたあとは
聖子おススメで芸能人なんかもよく訪れるっていう
スイーツカフェ”甜蜜蜜”でとろけるようなあま~い
すい~つを食べた



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当然ながら旅をしていたら「すい~つ」なんて
食べれるわけもなくとろけてしまいそうなくらい幸せなひと時だった



ちょっと時間帯を間違えて先にデザートを食べてしまったあと
8時の夜景に合わせるように軽くラーメンを食べ有名な夜景ポイントに向かった




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まずはドアマンがちゃんといて
俺らみたいな身なりの人間が行ってもちゃんと扉を開けてくれるような
どえらい高級なホテルに入った

とりあえず床が沈むような感覚の柔らかいじゅうたんが敷かれているそのホテルでは
みんながみんなドレスアップして高そうなワインを飲んでいた

大きく開けた窓からは香港島の夜景を眺めることが出来、
これ以上にないくらいロマンチックだった


こんな所でシャンパンでも飲みながら女の子を口説いたら一発だろうなって思った
一生のうちに一回くらいはやってみたいものだ



高級ホテルのお客だけが楽しめる夜景を盗み見て
ちょっとリッチな気分と現実とのギャップを感じたあとは
海沿い(湾)に出て大勢の観光客と共に香港島の夜景を眺めた





0110k.jpg




俺らが外に出たくらいに丁度8時になり
美しいイルミネーションが始まった



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リズミカルな音楽と共に強い光が暗い空に向かって放たれ
命を吹き込まれたばっかのおもちゃ箱の人形のように踊りだした


カラフルなビルの明かりも気を解放したゴハンのように
溢れんばかりのエネルギーが生き生きと動き出すように輝いた


まさに香港の100万ドルの夜景と言えるその光景は
とってもとってもきれいだった


ぉおおおぉー、すげぇー

って自然に声が出てしまうくらいだった





いい加減くどいかもしれんけどこんなロマンチックな所に来ると決まって思うことがある



こういうステキな所に彼女と来たら最高だろうなって・・・




恋愛経験が少なく彼女とロマンティックなデートとかほとんどしたことない俺は
純情な10代の少女のようにロマンチックなデートを思い描きながら
キレイな夜景の見える海沿いを歩いた







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ホームパーティ

0109





火曜だったか水曜だったかに聖子が家にいる時に聖子に電話がかかってきた
香港に住んでいる友達からで週末にパーティに誘われたらしい


聖子が俺らも行っていいか聞いてくれたところ


ぜひぜひ


ということだったので週末聖子と一緒に友達んちのホームパーティに行くことになった




その友達は聖子が香港に来てから出来た友達ばっかで
みんな日本人で
みんな年上らしかった


パーティとか久しぶりだし
年上の人ばっかだし
実際3人とも人見知りで初対面とかへぼいし
パーティが決まってからの数日は変に緊張した


あとパーティと聞くと何か素敵なことが起こりそうっていう期待感があって
ますます緊張した


そして土曜日。
土曜日も仕事の聖子の帰りを
いつもより念入りにシャワーし
恥ずかしくないよう一張羅の服に着替えて待った


土曜日はいつも帰りが遅いらしいけど
この日は頑張って仕事を片付けたらしく思っていたよりも早く聖子が帰ってきた


1週間の仕事が終わった解放感とこれから週末を楽しむぞ感で聖子の目は輝いていた





聖子の準備が終わり、地下鉄に乗って友達の家に移動した


友達の家は豪華そうなマンションで入り口にはちゃんと守衛がいた
守衛にどこに行くのか訪ねられ行き先を告げると途中まで案内してくれた
やっぱ高級な所は違うね


そのマンションには中庭的で自由に遊べるスペースやら緑がたくさんあって
ゴールドコーストの我らがシェブロンルネッサンスよりも2回りくらい
豪華なタタズマイだった



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そのマンションは軽く40階を越え、友達の部屋は18階にあった
部屋の前まで行くと高級な料亭でやる忘年会の時みたいないい匂いがしてきた


部屋は食事用のテーブルと
ソファが置いてあるリラックススペースがある広い部屋で
それぞれに男女が4~5人いた

家賃一体いくらするんやろうってくらい新しくて広くて落ち着く空間で
壁側においてある大きい液晶テレビからはBZのライブビデオが流れていた


みんな楽しそうにわいわいやってたけど
俺らが入った瞬間にあきらかに雰囲気が変わった


俺らを招待してくれた家主は男の人で
その場にいた人の比率も圧倒的に男の人が多かった



聖子の友達3人っていうから女かと思ったら全員男かよ!!
お前らなんて呼んでねーよ!!的な空気がめっちゃ漂っていた



実際俺たちが男で残念感は出てたけど
家主の「オチさん」は俺たちをかけさせてくれ
遠慮せずに食べて飲んで楽しんでってくれ的なことを言ってくれた

テーブルの真ん中には俺らじゃ普段絶対お目にかかれんような
具材がうまそうな匂いを出しぐつぐつ言っていた


お友達の年齢はみんな年上とは聞いていたけど
年齢を聞いたらそんなもんかなーっていう風貌だったけど
かなり大人な感じだった



「オチさん」ははじめのうちは話しかけてくれたけど
あんまり話が続かなかったからかすぐにどっかに行ってしまった


彼が1番俺たちが女なことを期待していたのかもしれない


他の人も話しかけてはくれたけど
特に盛り上がらない当たり障りのない会話で終わってしまった



目の前の鍋はめちゃうまそうだったけど
お腹がけっこうふくれてたのと
イマイチ乗り切れない雰囲気にやられ
なかなか食べれなかった




とりあえずと出してもらったビールはラスイチで
4人で分けた


そのあとは聖子が作ってくれたジントニックやらワインをもらったけど
雰囲気的になんとなく
酔えず、食べれずってなって
たまらず逃げるようにバルコニーにいった




広い窓からはバルコニーも広く見えたけど
実際は畳み半分くらいで今にも落ちてしまいそうだった

まわりの策は透明なガラスで18階に浮いているような感じで怖かった
でも周りのマンションの明かりが見えてキレイだった



0109b.jpg




早く帰って俺らだけで飲んだ方が楽しいやろうなって、
だから早く帰ろうよ
って思ったけど聖子には言えなかった




タバコを吸い終わって中に戻ると
さっきまで俺が座っていた席には気の強そうなねーちゃんが座っていた

そのお姉ちゃんに

「そこ僕の席なんですけど・・・」

なんて言う勇気はもちろんなく
仕方なく空いていたニュースキャスターっぽいお姉さんの隣に座った


隣になったニュースキャスターっぽいお姉さんも旅が好きで
学生時代に一人でバックパッカーをやったことがあるらしく
彼女とはある程度話をすることができたし
彼女はガンガン勧めてくれたので鍋にも少し手をつけれたしワインも飲めた




ランは無精髭にメガネっていうなんとも芸術家っぽい人につかまっており
ずーっと話し込んでいた


0109c.jpg





絶対この人難しい人なんだろうなって、
藍、ご愁傷様って思ってたら
いきなり俺に


「お前はベースだよな」って話しかけてきた



ん?ベース?

意味が分からんくて聞き返したら

「お前音楽やるとしたら絶対ベースだよな」って

「俺はお前とバンド組むことになったら絶対お前にはベースをやらせる」って


「今までにもベースやれって言われたことあるだろ??」

「だってお前めっちゃベースって顔してるもん」

って言ってきた


そんなこと今までに言われたことなかったし
ベース顔がどんなんかわからんかったけど
俺はその強引さに
みんなはベース顔がマッチしてたのか
笑ってしまった



尚吾に対しては

「お前はギターだ」


と言いそれは納得できた


そして藍はボーカルかドラムでそれも納得できた

けどいきなりそんな話を振ってくるもんだから意味が分からんかった



もうすでにけっこう酔っ払ってる感じだった


その人は直樹さんのように上手に毒を吐くような感じで
狭い所を無理やり押し出されて出てきたようなちょっとしゃがれた声と
しゃべり方で俺的にツボだった

”お前は絶対ベースだよな”話で一気に心を奪われた俺は
そのあともその人と話をした



旅の話になり
今まで旅の中で一番すごかったこととか日本では考えられんようなことを
話せと強引に言ってきた


初めは尚吾の番で尚吾が話すと


「全然おもしろくねーじゃねーか」

と言うので

「おもしろくなくてもいいって言ったじゃないですか!?」

と言い返すと

「お前らタダメシか!?コノヤロー!!」

なんて言うもんだから笑えて仕方なかった



俺の文章ではその時のおもしろさを1%も表せてないと思うけど
その人はじょうずに俺たちの傷口を刺してきておもしろかった


大して好きではないワインもいつの間にかぐいぐい飲んでおり


今日は酔えそうにないなーなんて思ってたけど
いつの間にか酔っ払ってた





おもしそいけどあまりにこっちの痛い所を突いてくるもんだから
キングっていうドリンクゲームをやって
べろべろにしてやろうと思ったら


「死ね」っていう言葉を残して帰ってしまった


普通なかなか初対面の人に「死ね」とか言えんと思うけど
さらりと言われ
普通に大声で手をたたいて笑ってしまった







鍋には高い高い蟹とか海老が入っていたし
締めの卵閉じうどんは絶妙にうまかったし
デザートにハーゲンダッツまで食べさせてもらえて
とっても幸せだった


そして思ってた以上にめっちゃ笑ってしまった
楽しいパーティだった










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Profile
    人生を賭けて飛び出した海の向こうで

    何を見て、
    何を感じ、
    何を考え、
    何を得るのだろう?

    タフな旅に憧れながらも小綺麗に魅せたい、
    シャイでネガティブ思考な男

    早川愛二の世界一周ブログ
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