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国際列車K23

3月2日








午前5時半。
台湾にいた時は藍に「そろそろ寝ようよ!?」と声をかけていた時間帯。

そんなに時間に19キロのバックパックと4、5キロのデイパックと背負い
首から2、3キロのヒップバックをぶらさげ、右手には土産用の煙草1カートンを持ち
北京のユースをあとにした


外には雪が残っており寒かった
でも付知の真冬のような刃を突き刺されるような寒さではなかった

ただお土産を持っているためにポケットに入れれない右と
風がモロにあたる顔面は相当冷たかった




「そんなにたくさん荷物を持って。タクシー使ってもそんなに高くないですよ!?」

受付の女の子にそう言われたけど、お金どうこうじゃなくて
なるべく自分のチカラで行きたくてMRTを利用して(めっちゃMRTのチカラ借りてるけど)北京駅に向かった



国際列車で食事が摂れるか分からんかったし摂れたところで大分に高いだろうから
スーパーに寄って食料と飲み物を買った







宿のオーナーから小さいと聞いていた北京駅は想像以上に大きかったし
午前6時半だというのにすごい人で溢れていた



MRTでもそうだったけど、ここ北京駅でも敷地内に入る前に
荷物検査をしていた

スーパーで4食分の食事と飲み物を買った俺の荷物は
今までかつてないくらい重く、その荷物の降ろして荷物検査用のコンベアに乗せて
また背負いなおすのはすげーめんどくせーのでちょっとイラっとした



俺の乗る電車「K23」の乗り場を駅員さんに聞いてそこに向かうと
そこでは大勢の人が椅子やら壁にもたれかかって眠っており
まるで被災地の避難所のような生活感が漂っていた





そこで30分ほど待ち、ウランバートル行き国際列車「K23」に乗り込んだ


駅員さんに自分の席を訪ねると、バックパックがひっかかってしまうくらいのせっんまい通路を通り 
部屋に案内してくれた



IMG_7001.jpg


IMG_6988.jpg


IMG_6989.jpg





俺は実際はどうなんか分からんけど、とりあえずネットで見た中での1番安い寝台席を予約していた

「HARD SLEEPER」って書かれてあったから「やまんば」が入れられたような石のベッド
やったらどうしようかと思ったけど、ちゃんとした普通のベッドで実際に寝てみると気になるような硬さではなかったし、
長さもそれなりにあったので藍くんくらいの巨人じゃなければ心地よく寝れそうなベッドだった






7時47分。

出発の時刻になりウランバートル行きの国際列車「K23」が発車した


1500キロ、30時間の旅が始まった



最初はすごい興奮していて窓の外を

「世界の車窓から」の音楽をIPODに入れてくればよかったーとか
思いながら眺めていた




IMG_6990.jpg



でも北京市内の景色はそんなに魅力的でもなくすぐに本を読んだ


そして前日2時間しか寝てなかった俺はすぐに眠りについた






ふと目を覚ますと窓の景色は別世界になっており
1人で超興奮した


なんか旅してるって気分になった


IMG_7000.jpg



でも眺め続けても全然変わらない景色を延々と見続けることもできず
また本を読んだ




本を読むと眠くなり、寝る

目を覚ますと世界が変わっていてコーフンして写真を撮る

お腹が空いたら買ってきたパンやらお菓子を食べる


それを繰り返した







4人用のこの部屋はびっくりするくらいに狭くてここに4人いたら
かなりきつかったと思うけど、この部屋の客は俺1人でオウンルームだったので
めちゃめちゃ快適だった


3日くらい乗ってたいなって思うくらいに。







夕方どこかの駅で止まったときに迷彩服を着た軍人っぽい人が続々と乗り込んでくる所が窓から見えた

するとガラガラーっと一部屋ずつ扉を開ける音が聞こえてきた

音は次第に近づいてきて



もう次くらい俺の部屋やん!ってなってドキドキしたけど俺の部屋には来ず
迷彩服の軍人達は降りていった







9時前くらいに国境に着いたのか列車はしばらく停車した
ちょっとすると出国の係員が来てパスポートを持っていった


そのときにドカーンっていう電車に雷が落ちたようなすさまじい衝撃が列車に走った

俺はなんかがぶつかったんかと思ったけど、そんなんだったら
もっと衝撃は大きいだろうし、別の列車と連結したか何かかなぁと思って特に気にしなかった



でもその衝撃は1回では終わらずそのあともずーっと続いた

列車は全然動く気配ないし大男が巨大なハンマーで殴ってくるような衝撃はずっと続くしで、
なんかちょっと不快な感じだった



結局列車が動き出したのは3時間後の11時50分頃だった

衝撃は全部で30、40回くらいあった




そういえば地球の歩き方に中国とモンゴルの国境で3時間の待ち時間が
あるから興味のある人は外を出歩くのもおもしろいかもしれません
って記事が書いてあったことを思い出したけど


こんな暗い中出歩けるかー!って思った




なんかさらにあとでもっと詳しく歩き方を見てみたら
中国とモンゴルでは鉄道ゲージが違うため、貨物列車はコンテナを積み替え、
客車は台車を交換しなければならないらしい。

どするどい衝撃はそのためのものと思われる。








ようやく列車が動き「ヤレヤレだぜ」って思ったら
今度はモンゴル側の入国審査のためにすぐに止まった


俺の部屋にやってきたのは俺の背丈と同じくらいのごっちごちの
服が破けてまいそうなくらいごっちごちの幽遊白書に出てくる元々大助くらい顔がデカい女係員だった

他にも朝青龍くらいまっちょまちょな大男もいた

かりっかりの中国側の係員とは分厚さが違った







結局モンゴルの入国でも1時間くらい停車し
午前1時くらいにようやく再出発して落ち着いたので俺はベッドに横になった



国際列車K23はウランバートルを目指し真っ暗で静かなモンゴルの大地を黙々と走り続けていた









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>目童さん

たくさんのコメントありがとうございます。
K23は本当に快適でした。

モンゴルのステイが終わったらそのままウランバートルから
モスクワまで行きたいなって思うくらいに。

次回はそんなルートの旅もしてみたいなって思ってます。

No title

ちょこちょこ、モンゴル日記拝見してました。
今日まとめてコメントしちゃいます!
キレイな列車に乗れたんですね~。
私が乗ったのは、シベリア鉄道・・・な感じでした。
目覚めて荒野、は興奮しますねー。
入国審査のために深夜起こされちゃうんですよねー。
おつかれさまでした!

No title

一瞬しかでてこんかった同然のキャラ、、懐かしい!よう覚えとるなぁ!
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    人生を賭けて飛び出した海の向こうで

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    何を感じ、
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    タフな旅に憧れながらも小綺麗に魅せたい、
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