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迷子

ホームステイ14日目






旅中、暇があればIPODで音楽を聴いていたけど
モンゴルでは全然聴いてなかった


暇な時聴きたかったりした時もあったけどいつもみんな顔を会わせているゲルの中で
自分1人殻に篭るのもアレだと思って聴かないようにしてた




でもこの日はなぜか頭の中に青山テルマが流れてて
久しぶりに日本の音楽聴きたいなって思って
夕陽を見に散歩に行くときにIPODを持っていった



この日は靄?霧?がかかっていて夕陽は全然見えんかった



でも音楽聴きながら散歩できればいいと思って気にせず歩いた




どうせ夕陽見えないんやでって思って普段あまり行かない方に
ズンズカ歩いていった



久しぶりに音楽を聴きながら口ずさんどったら
なんかちょっとノッてきちゃって途中からは音楽を爆音にして

周りを見渡してもだーれもいないので

ちょっとで歌ってみた




常に誰もいないか周りを確認しながら。









その日かかっていた霧か靄のために地平線がぼやけてて

マジで
精神と時の部屋みたいに空と大地しか用意されてない世界みたいやった




音楽でテンションHIGHになっとったもんでかもしれんけど
何気に感動した



こういう所でPVとかビデオレターとか撮ったら
めちゃめちゃカッコいいやろうなーって思って
自分のカメラでムービー撮ってみたけど、別にそうでもなかった




でもちゃんと撮る人とかおって
うまいこと撮ったらすげーのができる景色やったと思うよ









後ろを振り返ると
うちのゲルの近くにある糞溜め小屋が見えたので
その糞溜め小屋が見えなくなるまで進んだ










普段は遠くにある山とかも靄がかかってぼやけてて見えんくて
正面も右も左も全部同じ景色だった

そんでいつの間にか糞溜め小屋も見えんくて

マジ360℃どこを見ても同じ景色やった






遠くの方はぼやけとってなんか神秘的やし
僕1人精神と時の部屋かどっかの別世界にやってきたような感覚だった












だだっ広い世界にいるのは僕ひとり。
はじめのうちはこの奇妙な感覚を楽しんでいたけど、
いつの間にか陽は落ち、辺りはだんだん暗くなってきていた






ふいに恐怖が襲ってきたので
僕は帰ろうと思って後ろを振り返った



でも振り返った後ろの景色も前の景色とまったく一緒でどっちがどっちか
どこがどっちかわからんかった



ちゃんと180℃回ったつもりだったけど
それすらも確信を持てんかった



来るときには一応迷わんようにゲルの糞溜め小屋から
真っ直ぐ歩いてきたつもりだったけど



途中でバカみたいにぐるぐるぐるぐる回ったりしたもんだから
来た方向に自信が持てんかった




そして薄暗くなってることもあって

ほんとにどっち見ても同んなじ景色で焦った




僕は超怖くなったけど
自分の感覚を信じるしかなく、僕が来た方向だと思う方向に進んだ








でも







歩いても歩いても景色は変わらなかった








あまりに景色が変わらんすぎて自分が今ちゃんと歩いてんのか
前に進んでんのかも分からんかった





そしてその景色も次第に闇に飲み込まれていった












僕の頭は恐怖と後悔でいっぱいだった








調子に乗って遠くまで歩くんじゃなかったー!!






もし、今僕の進んでる方向が合ってなかったら・・・








ゲルを出る前に散歩してくることは家の人に伝えたから
僕の帰りが遅かったら心配して探してくれるとは思うけど

家の人は僕がどっちの方角に行ったかなんて知らんし
僕を見つけることができるだろうか







こんなだだっ広い世界で
月明かりもない真っ暗な中



僕を見つけてくれるんやろうか











もし見つけてもらえんかったら


きっと僕は死ぬんやろうな







フル装備してるとは言え
マイナス何十℃の世界に一晩いたら
きっと凍死してしまうんだろうな







そう言えば昔「世界まる見えTV」で
「砂漠をナメるな!!」って言ってたなー








完全にナメてたなー、コレ。











死ぬんかなー、俺。






ドルチェ俺の匂いを嗅ぎ付けて発見してくれたりしんねーかなー(ドルチェいねーけど)









日本人男性モンゴルの砂漠で凍死!


そんなニュースが日本で流れるんかなー








やばいよコレ。




フツーに死ねるやん。




怖ぇーよ。












とにかくネガティブな構想が頭の中を高速で駆け回った








そんな時左の方向にほんのちょびっとの違和感を感じた

辺りはほとんど真っ暗で景色なんてほとんど見えんのやけど
なんかがそこにあるような気がした



それは僕の信じて進んできた方向と60℃くらい違ってたんやけど
僕はあそこに感じる違和感は糞溜め小屋の影じゃなーかと思って
そっちに方向転換した




もし、あれが糞溜め小屋じゃなかったら
僕は同じ方向には戻れんやろうなって、

そんときほんとに僕は死ぬんやろうなって思った






方向転換して少し歩いたとき
ずっと感じてた「なんかあそこちょっと変だ」っていう違和感を感じれんくなった








違和感は僕の勘違いだった!!?









もう元にも戻れん・・・








それまでは最終的にはなんとかなるだろうって気持ちが少しあったけど
それも一気に吹き飛び、体中が熱くなり、体中から嫌な汗が噴き出した













!!




暗くて全然気づかんかったけど実はすぐ近くに糞溜め小屋があった





僕は死なずに済んだ






僕はゲルから1、5キロか2キロくらい砂漠に向かって歩いただけだった

いや、もしかしたら1キロくらいだったかもしれん





でも、ほんとーーーに怖い思いをした



とりあえず何もなかったような顔をしてゲルに戻ったけど、、、






















砂漠はナメたらあかんね









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Re: ちむちむ

マジで死んじまうかと思ったよ
もうすぐ旅行やと思うけど砂漠はオススメしんよ

No title

うはぁ、そりゃあせるわ!目的地がみつかってよかったねぇー。リアルに怖い体験したね。
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    人生を賭けて飛び出した海の向こうで

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