6月23日
夕食を終えてホテルに帰る途中でガンガー(ガンジス川)に見に行った
ウィザードリィみたいな迷路の壁の道を行き、小さな売店のある小さな建物に着くと
そこからガンガーが見えた
前にホテルの屋上でちょびっと見たことはあったけど、ちゃんと見るのは初めてだった


ガンガーは聖なる水、バラナシの人々の生活の糧、飲んだり、食器洗ったり、体洗ったり、
沐浴したり、トイレしたり、人や動物の死体が流れてたり、日本人が飛び込むと下痢になったり、
細菌持っててもそれを殺しちゃうくらい毒素が強かったり、きれいなんやけど汚くて
インドの全ての始まりであり、インドの人々の生活の中心的な川。
そんなイメージを持っていたけど、実際見てみるとそんな感じじゃなかった
確かに人はいたけど、半分以上はボートの商売人かハッパ売りやった
川岸でクリケットしてる子たちはいたけど、なんか僕がイメージしてた
”インド人にとっての聖なる川とそこに住む人々”っていうのとは全然違ってた
川で泳いでいる人もいたけど、ちょこっとやったし、食器とかも洗ってないし
ウンコも死体も流れてなかったし、まわりでヨガやってる人もいなかったし
もっと茶色茶色しくて汚い感じかと思ったけど、普通の色しとったし、普通の川やった
地元の人は普通に沐浴してるけど、ガンガーはめちゃめちゃ汚いから
観光客は入るべきじゃない。自分は絶対に入らない。そういう風に思ってたけど
別に入っても大丈夫そうじゃね!?ってくらい普通の川やった
それから川や川岸にはもっとたくさんの人がいて賑わっとるかと思ったけど、
そうでもなかった
もちろん時間帯によっても違うだろうから、これから滞在していく中で
早朝、朝、昼、夜、いろんな顔のガンガーを見ていこうとは思うけど
最初に見た感じとしては
あぁ、これがガンガーかぁ、程度。
特に感動はなかったし普通やった
川に飛び込むくらいのことしんと「たいしたことなかったよ」で
終わってしまいそうな気がする



ただ川沿いに見える街並みは全然インドっぽくなくて
ヨーロッパの港町っぽい感じできれいで予想外に見応えを感じた