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第2のマチュピチュと決死の下山

20120109








チャチャポヤスで1泊した翌日、朝のバスでタラポトに向かおうと
(ここからもプカルパ行きのバスはなかった)思ったんやけど、







「ここの近くに第2のマチュピチュがあるんだけど一緒に行かない?」





と、前日バス一緒で宿も一緒だったスペイン人。












第2のマチュピチュ
って何?








マチュピチュって言葉に興味を持ってしまった。







マチュピチュって言ったら世間を知らない僕ですら
旅立つ前から知ってる超有名な遺跡じゃないか。





2番目とは言え、マチュピチュを語るぐらいなんだから
きっと相当すごい遺跡なんだろうな。




しかもこんな訳分からん山ん中にある遺跡やから旅人には知られてない
隠れ家的な秘境なんじゃないか。




誰もが知らない秘境を知ったらちょっとした優越感に浸れるんじゃないか。









そんな風に思ったらその第2のマチュピチュに行きたくなってしまった。


※天空のクエラップという名前らしいです。
http://blog.rootpeople.net/?eid=346044









もちろんシャーマンの方が重要だったけど、
無理すれば行けると思って欲張りな僕は二兎追うことにした。
















スペイン人の彼はペドロと言った。


ペドロはけっこうのんびり屋さんで朝の準備に時間がかかり、定期的に出ている
第2のマチュピチュ(クエラップ)行きのミニバスを逃してしまった。


神経質で物事を計画通りに進めたい僕は
他人のせいで計画通りにコトが進まないのを快く思わないけど、


でも本家本物のスペイン語を話す彼が頑張っていろんな人に聞きまくってくれて
小さい乗合タクシーを捕まえてくれたので何も言えなかった。







20120109.jpg

20120109a.jpg


前日に登ったようなグネグネの山道を登ったり下ったりしながら
1時間半ほど走り第2のマチュピチュに到着。








エントランスでチケットを購入して遺跡に向かった。
エントランスに学割が効くトコなんかがちょっと大物っぽい遺跡な感じがした。

20120109b.jpg





エントランスから遺跡までちょっと距離があり、軽い上り坂を
2・5キロほど登った。

20120109c.jpg

20120109e.jpg





荷物がなければ全く大した道のりではなかったけど、



第2のマチュピチュのあとそのままタラポトに向かえるということで
全荷物を背負ってきていたのでかなりきつかった。

















20120109f.jpg

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1500年前の遺跡らしくあんまり保存状態よくなかったように思うし、
大した文明もなかったんじゃねえだろうかって思うような感じ。

修復なんかもされてないと思う。



水道みたいのがあって水道だと思ったけど、小動物の通り道と知った時には感心したけど
他はちっとも興味持てなかった。





っていうかここを第2のマチュピチュと呼び始めた奴を小突いてやりたいほど
大したことなかった。




っていうか元々遺跡好きじゃないハズなのに
なんで俺来てるんだろう、シャーマンの方向かえばよかったと後悔。









けっこうな標高だったし景色はキレイだったけどね。

20120109p.jpg

20120109r.jpg










僕が速攻で第2のマチュピチュに飽きてしまい、
興味を失せてしまったってこともあるけど、


僕は早いうちにタラポトに行って早いうちにプカルパ行きのバスを確保したかったし、
雨も降ってきそうだったのでタバコを吸いながらのんびりと景色を眺めてるペドロを何度も急かした。

20120109o.jpg





すると彼、大きなため息をついてから










さっきからタイム、タイム、タイムって。



先のことは先。




今は今を楽しもうぜ。





と。











くそー、スペイン人みたいなセリフを吐きやがってぇ







心配症で楽天的でない僕は僕とは対照的な性格の彼に反感を覚えたし
こんなスペイン人についてくるんじゃなかったーって後悔もしたけど、




今彼と喧嘩した所で仕方ないし、例えわずかな期間でも一緒に旅するってことは
お互いを尊重し、思いやりや譲り合いが大切っていう風に思うのでとりあえず彼に合わせた。









1時間半ほど観光して戻ることになった。









「行き方は2つ。
 Tingoまで車で行くか、歩いていくか。

 車で行けば1時間半。
 歩いて山道を行けば2時間。

 どうする?」





と、ペドロ。






僕は20キロを超える荷物を持っていたし、
雨も振りそうだったので車で行きたいと伝えた。





すると彼





「来る時は他のシェアできたから安く来れたけど、 
 帰りはシェアできないからとっても高くつくぞ!?」






「でも荷物あるから・・・」


と僕が渋ると




「ずっと下りだから大丈夫だって」



とペドロ。

彼は僕と似たレベルの金銭感覚が旅しているらしく車で行くのが
超嫌そうで歩きをゴリ推ししてきた。






「荷物あるって言ってもたったの2時間だぞ!?
 すっと下りなワケだし。余裕っしょ!?」





彼の発言に挑発された部分もあったし、
確かにずっと下りなら行けんこともないかなって思ってしまい、



彼の意見に賛成した。








でもいざ出発しようとしたら雨が降ってきたので
雨宿りした。







20120109u.jpg

(雨宿り先の娘)






でも一行に止む気配がなかったし、小雨だったので行くことにした。
















普通に考えれば分かるんだけど、Tingoへの道は
アスファルトではなかった。





そりゃそうだ。


アスファルトで舗装してあるような道なら車で行けるもんね。




さっきから降り続いてる雨によって道は泥と土砂でグッチャグチャのグチャになっていた。


20120109v.jpg



これを状況を見てすぐに機転を利かして

「これは下るのは無理だ。やっぱり車で行こう」




って言えたらよかったんだけど、



意地なのか、失敗を認めれないのか、
なんなのかよく分からんけど、引き返すという選択をすることができず
そのまま進んだ。

























で、









すってーん。











柔道技をかけらたかのように見事なまでに
鮮やかなシリモチをついた。







運動神経でなかったとしたら何神経と言ったらいいのか分からんけど、


こういう場合に必要とされる”勘”はいい方だと思うし、





もう見るっからに滑りそうなこの下り坂を注意に注意を重ねて
ゆっくり慎重に下りていったのだけど、


それでもすっ転んでしまった。








安定する場所などなく、どこに足を置いても足をもっていかれ
なかなか次のステップを踏めなかった。




ちょっと水を足してトゥルっトゥルになった粘土の上を歩いているような感覚だった。









滑った拍子に藁にもすがる思いで有刺鉄線を握ってしまい痛かったりもしたし、
雨で濡れるし、
気をつけても気をつけてもすっ転ぶし、
大事な靴とパンツは泥でぐちゃぐちゃになるし、






うおおおおおおおおおおーっっと
ヤケを起こしたい気分だった。





気を付けながら滑りながらのペースでは2時間歩いても一向に麓の町は見えなかった。

















次第にペドロの間に距離が出てきた。




あっちは多くてもせいぜい5、6キロのデイパック。

こっちは20キロの弱のバックパックに4、5キロのデイパック。



ペースに差が出るのは無理もない。





そこで彼



「急いでくれ!陽がくれてしまう」















全部の荷物を背負って歩いたら30分に1回くらいくらいは休憩を入れたいところ。



それを2時間歩っきっぱなし。

それも気を抜いたらいつでもどこでも転んでしまうような悪路を
集中しての下山。


きつくない訳がない。



僕の両肩はこの旅では聞いたことがないくらい悲鳴をあげていたし、
僕の両膝はアンナプルナのときよりも笑ってた。








そりゃあ僕だって早く麓に辿りつきたい。
このモーレツにきつい下山を終わらせてしまいたい。

暗い夜道なんか歩きたくもない。











分かってる




分かってるよ、急がなきゃいけないことくらい。










でも生き物には疲労ってモノもあるし限界ってのもあるんだよ!!









そう思ったけど
でもこみ上げてく思いをぐっと堪えてただひたすら足を進めた。







途中ほんとにブッ倒れてしまうんじゃないかってくらい意識もぼんやりしていたけど、



僕に残ってる力の限りを出し切って踏ん張って歩いた。









だけどもペドロ



「陽がくれたら道が分からなくなるし、蛇や危険な動物もいるかもしれない。
 だからもっと急いでくれ!」














さっき俺が急かしたときに今を楽しもうぜ!とか言ってくそのんびりしとった奴は
どこのどいつやよ!






あんとき俺の提案通りに早く出とればもっと余裕もあったろうに
眺めのいい崖んトコにハンモック吊るして昼寝しとった奴は

20120109q.jpg


ドコノドイツヤヨ!!








って言ってやりたかったけど

そう反論したくても反論できないほどに疲弊していた。















「分かってる。君の荷物が重いのは分かるよ。
 でも時間がないんだ。急いでくれ」





そんなに言うんならちょっとくらい手伝ってくれてもいいじゃん・・・











彼は遅い僕を見兼ねてか


「OK、君の荷物を持ってあげるよ」



と言って荷物を交換してくれた。












でも5分ほどで返され、
それ以来もう2度と持ってあげるとは言ってくれなくなったし、





急いでくれ、とも言わなくなった。











でも別にそれで荷物が軽くなった訳でもねーし、

休憩もほとんど取らずなくて
取っても2、3分とかだけでほんとにほんとにきつかった。




アンナプルナベースキャンプトレッキングのどの工程よりもきつかった。









陽が落ちて大分薄暗くなった頃に麓の町Tingoに到着。

2時間で下りれるハズのところだったけど4時間半もかかってしまった。


4時間半もバックパック背負って歩いたのは初めてだった。








ほんとはここからタラポトに向かう予定だったけど、
心身共に疲労困憊で衣類はずぶ濡れのぐっちゃぐちゃで


ここから精力的に移動するのは不可能だと思い、
シャーマンを諦めてチャチャポヤスに帰った。











コイツについてきてほんとエライめに遭ったなーって

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ヒッチハイクした野菜がゴロゴロしてて寝心地の悪いトラックの荷台の上でそう思った。














20120109x.jpg









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